脳の疲れがスーッととれる!

  “癒しホルモン”オキシトシンの増やし方

  オキシトシン視床下部の室傍核と視索上核の神経分泌細胞で合成され、下垂体後葉から分泌されるホルモンであり、9個のアミノ酸からなるペプチドホルモンである。

☆1.下垂体後葉之オキシトシン分泌遺伝子に
      Eg入れる
2.視床下部の室傍核と視索上核之神経分泌細胞にEg入れる

  最近注目されているのは、オキシトシンというホルモンです。オキシトシンが十分に分泌されていると、脳の疲れを癒し、気分を安定させ、人に対する信頼感が増し、心地よい幸福感をもたらしてくれるのです。

  オキシトシンセロトニンは関係していて、オキシトシンが分泌されるとセロトニン神経に影響を与え、セロトニン神経も活性化されます。オキシトシンセロトニンが十分に分泌される生活は、心の疲れを癒し、心に充足を与えてくれるのです。
  
    「幸福ホルモン」として注目されはじめた
      オキシトシン

  第一は出産するときに子宮を収縮させて、出産を促すことです。よく陣痛を促進させるために点滴に使われているのがオキシトシンです。

  もう1つは、出産したあとに、母乳を分泌させます。つまり、母乳を出すように促すのです。赤ちゃんがお母さんの乳首を吸うと、それが誘因になり、母親の脳からオキシトシンが分泌され、母乳の合成と分泌を促進させるのです。
母親が出産し、赤ん坊を育てることに直結したホルモンとして、オキシトシンは昔からよく知られていました。

  しかし、このオキシトシンの研究がこの10年くらいで進んで、オキシトシンは母親だけが出すものではなく、母親になっていない女性も、また男性も、年齢も関係なく、分泌されることがわかってきました。

  とくに最近になってオキシトシンが母乳を出すように促すだけでなく、母性愛と関係することがわかってきました。さらに信頼や男女の愛情と関係して分泌されるということもわかってきたのです。

母性愛という心の状態だけでなく、信頼という心の状態、男女の愛情という心の状態をつくり出すということで、急激にこのオキシトシンというホルモンの役割が注目されはじめたのです。
  近年注目されている、オキシトシンの効果をまとめると、次のようなものです。

1.人への親近感、信頼感が増す。2.ストレスが消えて幸福感を得られる。3.血圧の上昇を抑える。4.心臓の機能をよくする。5.長寿になる。