脳のコリを上手にほぐす


 私たちが強いストレスを受けると、体温や血圧、血糖値などが急激に低くなる。

それを回復しようとして脳が副腎皮質ホルモンの分泌を促す指令を出し、体温や血圧、血糖値などは正常値に戻る。

だが、この状態が長く続くと副腎皮質ホルモンの分泌が止まらず、脳の内部の「海馬」という器官の細胞を殺してしまうことがわかったのだ。

 海馬というのは、感情やそれに伴う行動、記憶などを司るとても重要な器官で、ダメージを受けると記憶障害や認知症を引き起こすことが知られている。

 ストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが分泌されることはすでに述べた。そして、このホルモンはストレスにさらされているかぎり出続ける。このようにして副腎皮質ホルモン漬けになってしまった脳は、満足感や幸せな気持ちをもたらしてくれるセロトニンという物質を作れなくなってしまうのだ。

副腎皮質からそのホルモン産生遺伝子 ぬく

 依存症になりやすい人には、次のような共通点があることが知られている。

➀向上心が強い。
?完璧主義なところがある。
?自分になかなか自信が持てない。
?自尊心が弱い。
?周囲の人たちにどう思われているか気になる。
?他人の言うことを信じやすい。

スベテエゴ。外側視索前野Egぬく。