心臓喘息

 心不全のときにみられる発作性の呼吸困難をいいます。

 肺水腫です。呼吸するたびにゼーゼー、ヒューヒューという音が出て、気管支喘息とよく似ています。
 左心不全つまり左心室の心筋の収縮力、が弱り、左心室のはたらきが低下すると、左心室から大動脈へ十分な血液を送り出せなくなり、そのためにその上流の肺動脈に血液がとどまってしまいます。これを肺うっ血といいます。

 肺にうっ血が生じると呼吸困難がおこってきます。多くは夜に、ひと眠りしたころ、急に苦しくなり目が覚めます。発作がおこると、しばしば苦しくて寝ていられないほどになり、上半身をおこして息をします。これを起坐呼吸といいます。咳や痰、ときには血痰も出ることがあります。

 左心不全の程度が軽ければ、息苦しい、胸苦しいといった程度ですみますが、重症になると喘息発作のような呼吸困難が発生します。発作は数分から数十分続き、しぜんになおってしまうこともよくあります。すぐになおりそうもないときは、急性心筋梗塞と同じ程度に危険で、救急入院が必要になります。

 対応  左心室・心筋にEGを入れ、コクサッキーウイルス・フリーラジカル・歪電子・IgE,G抗体を抜く。
 更に、肺動脈血管にEGを入れ、血栓・アテロームを抜く