日本でよくみられる過敏症肺炎
夏型過敏症肺炎 高温多湿になる夏季に発症しやすく、冬季には見られません。
風通しや日当たりが悪く湿気の多い古い家屋を好みトリコスポンというカビが抗原。秋田県や岩手県以北では稀です。
農夫肺 北海道や秋田県などの酪農家にみられ、干し草の中の好熱性放線菌というカビが抗原です。
換気装置肺炎(空調肺、加湿器肺) 清掃を怠ったエアコン(空調)や加湿器に生じたカビ類を吸い込むことによって発症します。
鳥飼病 鳩やインコなどの鳥類を飼育している人、あるいはその周囲で暮らしている人に発症します。抗原は鳥類の排泄物にふくまれる蛋白質といわれています。
職業性の過敏症肺炎 キノコ栽培業者がキノコの胞子を吸入して生じる過敏性肺炎やポリウレタンの原料であるイソシアネートを吸入して生じる過敏性肺炎などが知られています。
☆ 間質 、肺胞にEg入れ、抗原、IgE抗体、マスト細胞、カビ・ダニの死骸をぬく。