果因説?

西園寺 昌美氏
フーチ 90%
     意識の転換で未来は変わる
人類は今、根本的な解決法を必要としています。即ち意識変革を必要としているのです。どんなに戦争を止めさせても、自然破壊を食い止めても、人類の意識が変わらなければ、また同じことが繰り返されてしまうからです。
 人類の意識が変わり、自分に関わるすべての事柄をポジティブに捉えるようになれば、戦争も貧困も飢餓も、なくなります。すべてが自然に調和へと導かれ、平和な社会が築き上げられてゆくのです。
 人は誰も完璧なるものを内在させています。誰もが内に本来の叡智、能力、美、直観、可能性を備えているのです。本来、欠点を克服することにエネルギーを注ぐよりも、自分の長所を最大限に活かすことのほうが、どれだけ人生が明るくなるか計り知れません。
「もう半分しかない」と「まだ半分もある」。全く同じ状況でも、未来に目を向けるだけで人生は好転に向かうものです。それを、失ってしまったものや自分の欠点、自分のネガティブな面に執着するあまりに、しなくてもよい嫌な体験や失敗を自らの意志で引き寄せ、その恐れの体験を繰り返しているのであります。

因果律と果因説の違い 

原因が先か結果が先か

 まさに今の瞬間、自分の未来に対する希望や輝かしい人生の設計図を強く思い描き、「絶対大丈夫!」「必ず出来る!」「すべては可能である!」「すべては完璧!」「欠けたるものなし!」「必ず成就する!」…などという想いや言葉を繰り返すことにより、それが現実となって現われるのであります。

 今までのような、過去の原因を突き止め、悪い種を一つ一つ暴きだし、それを排除しつつ上り詰めてゆくやり方は、過去のマイナス(川下)に意識が集中するため、目的達成が容易ではありません。

しかし、過去の因縁に由来する因果律に心縛られず、憂えず、今の瞬間、未来(川上)に向かって自らの意識を高めるという果因説に切り換えると、自らに内在する素晴らしい資質が目覚め、人生は好転するのです。 ☆実相顕現!