医学常識はウソだらけ?

三石 巌氏
フーチ 90%

「医学」は「科学」にあらず

 血圧をコントロールするためにはカルシウムとマグネシウムの比率を適正に保つことが大切である。食品から摂取する栄養をきちんと管理していれば、薬に頼る必要はまったくない。

 脂質の一種であるコレステロールも、細胞を作るときに必要な材料の一つである。すべての細胞は細胞膜に包まれている。その細胞膜を作る成分として、コレステロールはきわめて重要な存在なのである。

この材料が不足していると、新しい細胞を正しく作ることができなくなってしまう。コレステロール不足がガンを招きやすいといわれるのもそのためで、細胞膜が弱いと、その部分がガン化しやすいわけである。

      グルタチオンの効果に注目
 体内で作られたインターフェロンには「副作用」などない。したがって、ウイルスを撃退するためには、タンパク質やビタミンを積極的に摂取して、自分自身でインターフェロンを十分に作れるようにするべきなのである。

 C型肝炎のウイルスは繁殖力が極めて強いから、最初はインターフェロン注射の力を借りるのもいいだろう。注射によって一時的にウイルスを抑えておいて、そのあいだに少しずつ自分自身の免疫力を高めていけばいい。

 関節炎・骨粗鬆症には、カルシウムよりもまず、タンパク質。貧血にも鉄分よりタンパク質。