アレルギー性肉芽腫性血管炎とは
気管支喘息やアレルギー性鼻炎を有する人に、白血球の一種である好酸球の著明な増加を伴って、細い血管に血管障害(血管炎)を生じる病気です。早期に治療を行うと血管炎は治癒しますが、末梢神経障害が残る場合や、時々再発を来すことがある病気ですので、注意が必要です。
☆血管之好酸球・IgD抗体ぬく
この病気ではどのような症状がおきますか
気管支喘息発作、手足のしびれ(末梢性神経炎)、出血斑(紫斑)、関節痛・筋肉痛、腹痛・消化管出血(胃・腸の潰瘍)、体重減少、発熱などです。時には、脳出血・脳梗塞、心筋梗塞・心外膜炎、消化管穿孔を生じることもあります。
この病気はどういう経過をたどるのですか
末梢神経炎による障害(特にしびれなどの知覚の異常)は長く残ることが多いようです。