ミトコンドリアに「体を若くする機能」がある 大田成男氏参考
キーワードは「活性酸素」と「ミトコンドリア」のふたつです。エネルギーとは「貯金のできないお金」である
運動したり、頭を使ったり…、活性酸素はミトコンドリアがエネルギーを生み出せば、必ず発生します。
活性酸素の害を減らすには、活性酸素の発生を最低限に抑えながら、質のいいエネルギーをつくらなければなりません。しかし「そんなことは本当に可能なのだろうか」、そう思われる方もいるでしょう。
ミトコンドリアは、「エネルギーをつくる工場」。でも、ミトコンドリアでつくられているのは、正確に言うとエネルギーそのものではなく、「ATP」と呼ばれるエネルギーを放出する物質です。「ATP」の正式名称は、「アテノシン三リン酸」といいます。
九○歳からでも基礎代謝を増やすことはできる!
つまり、生きるということは、ATPをつくりつづけ、使いつづけることなのです。
☆体内全細胞之ミトコンドリア及そのATPに Eg入れまくる
それは、「瞬発力の筋肉」を鍛える運動ではなく、「持久力の筋肉」を鍛える運動をしなければいけないということです。
最大心拍数は六○%はちょうどいい
「ほどよさ」の運動量がわかりにくければ、最大心拍数の六○%になるように抑えながら行うとちょうどいい具合になります。スポーツジムにあるマシンであれば、必ずと言っていいほど心拍数を測るための装置がついていますから、それを利用するとよくやりやすくなります。
ミトコンドリアは体の機能を動かすエネルギーをつくる、とても大切な場所です。それだけに、ミトコンドリアを増やすのには一年、少なくとも1か月くらいはかかるのではないかと思われる方が多いようです。
ところが、ミトコンドリアの変化は、意外と短時間で起きます。どのくらいかと言うと、ミトコンドリアは一週間もあれば増えてくれるのです。