世界で同時多発する感染症

マレーシアで起きた異変

デング熱はもともと熱帯・亜熱帯地域を流行地域とする病気で、東南アジア諸国では今でも毎年のように流行が起きている。今年、マレーシアで異変が起きた。

デング熱が突然「強毒化」し、これまでに6万8000人以上が感染。うち131人が死亡した。昨年同期の患者数および死者数の約4倍だ。