奇跡はいつも起きている?

終わり
相川 圭子氏
 ヒマラヤの教えでは、神は宇宙の創造の源、すべてのエネルギーの源のことを指します。そこに一体になること、それは真理を知ることです。源には真理があり、それを人は神と呼んだのです。神は、無限の力の存在であり、自然の力そのものでもあります。 神につながると、無限の力が生まれる。 モナド顕現!

 ヒマラヤ秘教はインドで生まれ、その歴史は5千年以上も遡るといわれています。宇宙のすべてを創り出している神、その源の存在に出会いたいという願いから始まり、やがてヒマラヤの大聖者たいは、人間の体の小宇宙の中に、宇宙のすべてがあると気づきました。意識を進化させて、小宇宙の源にある「本当の自分」に還り、究極のサマディという悟りの境地に達することを発見したのです。

 サマディとは、心の苦しみを乗り越え、神と一体になることです。源の存在と一体になり、そこにある状態です。体を心を浄め、死さえ超え、安らぎのステージに戻りきった、苦しみから解放された状態です。

 執着が物事を複雑にする。「あるがまま」を受け入れると、力が湧く。すべてを創り出す源に還り、すべてが満ちているのだという体験があって、今にいることの尊さがわかります。そして満ちることができるのです。ただあるがまま、ハッピーになるのです。