腰痛の原因について

85%が原因不明と言われており、椎間板ヘルニアは5%程度、その他画像で診断できる圧迫骨折などが、9%程度、およそ1%が腫瘍など症状が深刻なものと言われています。

「脳」と「腰痛」の意外な関係です。

なんと7割の腰痛患者が、健康な人に比べて血流量、つまり脳の働きが低下していたのです。

活動が特に低下しているのは「側坐核(そくざかく)という部分であることが分かってきました。

側坐核」は、痛み信号が脳に届くと、鎮痛物質を働かせる命令を出すと考えられています。

これによって、脳は大きな痛みを自動的におさえていたのです。

ところが、慢性的なストレスを受けると、側坐核の働きが低下。

鎮痛物質に命令がいかないので、痛みがおさえられず、激痛を感じてしまうのです。

鎮痛を司るとされる「側坐核(そくざかく)」は、快楽と強く関連する場所なので、自分の好きな食べ物や音楽、においなどを積極的に取り入れることで、働きがよくなり、鎮痛作用が高まるとされています。