こころと遺伝子

村上 和雄氏
 コントロールするものとは、これまでの科学的薬品や特定の食べ物を指さず、「環境」と呼んでいるのには、わけがあります。それは必ずしも、物質分子シグナルだけではなく、エナジーシグナルのすべてのものが、遺伝子をオンにするものに入るからです。磁気や光、周波数、強い思いや、情熱、愛、歓喜、笑い、ことばなどがすべて含まれるのです。

 一つの細胞のあり方が、環境のいかんによって左右されるのであれば、何十兆個もの細胞集団である人間もそれと同じはず。細胞の一つの状態を決めるのが遺伝子ではないように、私たちの人生も遺伝子が決めるのではない。として、身のまわりのすべての環境と、こころのエネルギーである思いや、考え、情熱などが、遺伝子のスイッチを入れ、人生を変えると説いています。