ケム・トレイル

ケム・トレイルは、航空機が化学物質などを空中噴霧することで飛行機雲に似た航跡を生ずるとする、ケミカル・トレイルの略。
「ある殺人的プロジェクトに係わる航空機から散布された何トンもの微粒子状物質」で「アスベストバリウム塩、アルミニウム、放射性トリウムなどを含む有毒金属を含んで」おり「アメリカ国防総省アメリカエネルギー省、国立研究機関、大学、民間の防衛産業、製薬会社などが係わっている巨大な組織」が推進し、「航空機から散布された何トンもの微粒子状物質は、大気を高電荷の導電性プラズマにし」「地震を引き起こす地殻操作兵器などのために、荷電した大気を人為的に操作するためのものである」。  

ケム・トレイルは通常の飛行機雲と比較すると、航跡がより長く残留して拡がり、独特な雲に変化していくことが多い。大気中に残留化学物質などが確認され、周辺地域で健康被害が報告されることがある、出現の直前に軍用機などが飛行している。

散布後にヘリコプター飛来の報告がある。皮膚の下を寄生虫のようなものが蠢くモルジェロンズ病(英語版)の原因をケム・トレイルだと主張する者もおり、ケム・トレイルを取り上げたサイトの多くで関連性が指摘されている。 ただし、「モルジェロンズ病」は医学界で存在を認められた病気ではない。

「皮膚の下を虫が蠢く(感じがする)」のは、「皮膚寄生虫妄想」と呼ばれる統合失調症うつ病、アルコール使用障害に多く見られる症状である。世界各国での散布状況を撮影したとするビデオを公開し単なる飛行機雲ではないと主張している。