究極の疲れないカラダ

仲野 広倫氏
フーチ 80%
  超多忙な毎日に負けないためのセルフケア

 日常生活で実感するほどの機能障害があれば、相当カラダを酷使しています。なぜ機能障害が起こるかと言えば、カラダのキャパシティが足りないからです。キャパシティのことを機能運動性と言います。

 1日に何百回もスクワットをしても、1万歩を歩いても、それほど高い効果は見込めません。機能運動性を高める運動を日常にちょっとした合間におこなうだけで、究極の疲れないカラダは簡単に手に入ります。

 機能運動性とは柔軟性(関節の可動域)、安定性(筋肉の強さ)、バランス(動きの協調性)の総合得点で、カラダを動かしたいように動かせる能力です。一生動ける疲れ知らずの体をつくる鍵は機能運動性の向上にあると断言します。カラダのやわらかさは、筋肉よりも関節の動きのほうが大切です。

 よく「もう年だからあちこち調子が悪くって…と言います。しかし、実際は加齢により不調になったのではなく、元々悪くなっていた部分があって、自己治療が追いつかなくなったことが原因です。筋肉を治療するとカラダの回復が早まる。

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