これからの1年、日本経済に

何が起きるのか
週刊ポスト
 政治に期待できなくても、外交が無力でも、大企業に不祥事続出でも、株価が上がり続ける理由とは―。ついに「株価ストッパー」が外れた!
「戦後最長の連騰」が大変「めでたい」ことは間違いないが、そこに不思議な感覚を抱く日本人は多いはずだ。その間に政治は総選挙での権力闘争に明け暮れ、しかも「増税」を掲げる政党が勝利を収めた。経済でも大企業の信頼を根底から揺るがす不祥事が世を騒がせた。

 しかし、海外の評価は違う。むしろ、上がり始めるのが遅すぎたと見ているのだ。この株高は、かつてのバブルのような熱狂も興奮も伴わない。だから崩壊を怖がることもない。今後、日本経済を待つのは、「怖くないバブル」という日本人が体験したことのない新しい世界である。
 内部留保は「底力」。熱狂なき上昇の「強さ」。幸せのブラックスワン。 ・・・( ^ω^)・・・70%