誤嚥性肺炎
高齢者を中心に飲み込む力が衰え、飲食物などが誤って肺に入ってしまうこと（誤嚥）で起きる誤嚥性肺炎が増えています。小さな誤嚥を繰り返し、さまざまな細菌を含んだ異物が肺の中で腐敗、炎症を起こす原因です。
高齢者の肺炎の７割が誤嚥性肺炎
日本人の三大死因は長年、がん（悪性新生物）、心疾患、脳血管疾患だったが、２０１１年以降脳血管疾患に代わって肺炎が第３位に入っている。９割以上が６５歳以上の高齢者だ。また、肺炎のうち７割以上が誤嚥性肺炎といわれる。その原因の多くが「飲み込む力」に関わるのどの器官の衰えにあるといわれる。
