奈良のお水取り 膝疾患

murakoujin2006-03-13

 奈良のお水取りが終わると春が来る。関西の人々は、毎年この春の兆しを待ちわびます。

この奈良東大寺二月堂のお水取り(修ニ会の「お香水」汲み)は全国にも有名な春を告げる行事ですが、その「お香水」は、若狭鵜の瀬から10日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くといわれています。

*今年は何故かこの行事に関係なく春になってしまった様ですね。

変形性膝関節症

【原因は】関節軟骨が年齢にしたがって変形することが第一の原因となり、肥満による体重負担、膝関節での足の軸の曲がり、とくに0脚などが加わって発生します。長時間の歩行や重いものの運搬のあと、あるいは和式トイレや正座などによって膝を深く曲げたりすると、症状が出てきます。

 また、膝関節内の骨折後、膝関節の半月板の損傷、半月板摘出の手術後、関節を前後左右に安定させる十字靱帯や側副靱帯の損傷のあとにも発病することがあります。

【症状は】膝関節を動かすと痛みを感じます。とくに歩きはじめに痛むことが最初の症状であることが多く、膝関節が腫れ、いわゆる水がたまるという関節水腫がみられます。

 たくさんたまると、膝蓋骨(膝の皿)を膝を伸ばした状態で上からおさえると、浮いた皿があたってコツコツと音をたてることがあります。さらに進行すると膝が完全に伸びにくくなり、また曲がりも十分でなくなります。
 関節水腫がなくなっても膝周囲の組織が厚くなって大きな膝になってきます。軟骨の変性がすすむと、軟骨がなくなってしまい、軟骨の下の骨まで磨耗・変形し、ますます0脚はひどくなってきます。
患部(イメージ図)にEgを入れて、フリーラジカル歪電子、IgG抗体)ぬく。

関節水腫

 関節が炎症をおこしたため、関節内ににじみ出てきた液がかなり多量にたまっている状態です。
 原因となる病気はさまざまですが、たまった液の状態や成分で調べることができます。

 化膿性関節炎では膿様の液体、変形性関節症では透明な黄色の液体で、慢性関節リウマチでは変形性関節症よりも粘りが少ない状態となります。たまっている液を抜くことは、しばしば治療にも役立ちます。

変形性股関節症

変形性股関節症】股関節やおしり、ももに痛みがあり、股関節の運動が障害されて日常生活の動作に支障をきたす、進行性の病気です。

【原因は】多くは先天性股関節脱臼や、その治療後の骨頭の変形、炎症、特発性大腿骨頭壊死などが原因となります。とくにわが国では、新生児期に先天性股関節脱臼の治療が不十分なため、のちに変形性股関節症が発病するケースが多いものです。先天性股関節脱臼は、新生児、乳児期に早期発見し、しっかりと治療しておくことがたいせつです。

 ペルテス病(小児期に大腿骨の骨頭の血行が障害され変形する疾患、や股関節内の骨折後にも発生することがあります。

【症状は】股関節周辺の痛み、運動制限、足の長さのちがいなどです。通常、歩行により痛みが増し、安静で痛みがやわらぎます。

関係する部位(患部の図)にEgを入れ、フリーラジカル、IgG抗体、歪電子ぬく。