太陽に向かって
太陽に向かって歩く
出た!
大きな太陽 雲ひとつない朝
陽光が
西の山へ駆け登る
太陽に向かって歩く
真っ直ぐの道を歩く
太陽と一つになった
嬉しい!
「常識とは、十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」というアインシュタインの言葉があります。
もちろん、自分が信じている常識や価値観を捨てるのは大変な勇気がいります。年を重ねれば重ねるほど、なおさらです。
しかし、成長とは変化すること。
そして、変化するとは、何かを「捨てる」ことに他なりません。
トンボが「飛ぶ」という能力を手に入れる代わりに、ヤゴが持っている「泳ぐ」という能力を捨てるように。 (安田佳生氏+時空研)
勤勉は悪、努力は報われない
ところが、残業をやめ週休三日にすると、仕事時間は半分に減る。時間が半分まで減ると、どんなに頑張ったところで仕事はこなしきれなくなる。
これをねらっているのだ。頑張ってもどうにもならないとわかると、人はがむしゃらに頑張るのをやめ「頭を使う」ようになる。
そこで必要になるのが「考える時間」である。
休みなく働いていると、目の前の仕事をこなすのに精一杯で、「別のやり方」を考える余裕が持てなくなる。もちろんずっと仕事をしていれば作業は速くなるが、多少手早くなったところでたかが知れている。とてもではないが根本的な解決には至らない。
昔はよく、営業マンに対して「走りながら考えろ」とか「とにかく足を動かせ」ということが言われていた。
当時はある程度、実際にそれで成果が出ていたのかもしれないが、今は、何の戦略もなく、ただ単に駆け回ったところではかばかしい成果は望めない。
「走る前に一歩立ち止まって戦略を考える」。頭を使って初めて、「足」が活きてくるのだ。
人間は、ヒマができると自然に「考える」ようになる。ヒマだからといって、テレビも見ず、本も読まず、ただじっとしていろと言われたら、人間は何かを「考える」ようになるのだ。