ガストンネサンは・・・(3)

murakoujin2006-05-06

オヤジのほほ笑み

奥の奥の 奥深くから

ぐっと見据えた 笑顔

実相の微笑み

涅槃の微笑み

僕は しばし 法悦に我を忘れ

「オヤジ、オヤジ 僕も一緒だ!」と

太陽は 紫の陰を投げ

オヤジの腹が

緑と紫に映える

僕も一緒だ!

オヤジ、オヤジ、オヤジ

………………………………
オヤジの顔に夕日が沈む

静かに 静かに

後光がさして

紫色に染まった

まさに 永遠のオヤジだ

もうすぐ蛙の第九が始まる

僕も蛙と一緒に

生命の歓喜を歌おう

そうだオヤジ いつも僕と一緒だったよな
                      こむら

年一回の特訓が楽しく終了しました。


出席者の皆さんに幸多かる筈、有り難う御座います

今回は何故か事後の色々連絡多く面白いですね。

*スプーンが曲がり過ぎた感激のお話・・・

 グニャグニャに三回半回転・・良いお土産で来たと・・

* 此処はハリーボッターの不思議の国・・魔法の国?

* やっと生きる希望が湧いてきた・・

* 何だか楽になった・・

ガストンネサンは・・・・(3)

 二十世紀の〈顕微鏡のガリレオ〉と呼ぶに値するこの人物には、この功績だけでも科学分野の国際的な賞を与える価値があるのではないだろうか。

 ネサンはこの優れた顕微鏡を用いて、植物の樹液の中だけでなく、つぎには動物や人間の血液の中にも、これまで知られていなかった極微の有機体を発見した。

 それは普通の顕微鏡では見えないほど小さく、細胞よりも小さい生殖する有機体だった。ネサンをそれをソマチッド(ソマタイド:小体)と名付けた。

 この新しい小体は、宿主の体外(試験管内)で培養する(発育させる)ことができ、さらに不思議なことに、多形態性(形態が変化する)のライフ・サイクルを持つ。

 そしてサイクルの最初の三段階(ソマチッド、胞子、二重胞子)は、健康な生物体に見られる正常な形態で、生物の生存にとって不可欠のものだという。

 もっと不思議なことは、ソマチッドの不滅性である。セ氏二〇〇度以上の炭化処理温度に耐え、どんな生物でも十二分に殺せる五万レムの放射線にさえ耐える。
また、いかなる強い酸の影響も全く受けない。遠心分離機の残留物から取り出しても無事であり、ダイヤモンドのナイフでも切ることはできず、その他どんな方法によっても傷つかない、信じられない硬度を持っているのだ。

 これは、ネサンの発見になるその新しい有機体が不滅であることを意味する。
 つまり、我々人間のような宿主が死んだ後、それは土に戻り、土の中で何千年、何万人と、もしかしたら何十憶年も生きるのかもしれないということである。