細胞分裂・・ガストンネサンは・・2

murakoujin2006-05-05

蛙の第九

タクトを振るのは だーれ

バイオリンは テェロは

フルートは オーボエ

数百匹の蛙さん

生命の歓喜交響曲

寝釈迦オヤジが

微笑んで居る

聞きほれている

すっかり溶け込んでしまった

僕 僕はいない

蛙の曲だけが

夕やみ一杯に響き

全て事もなし
                 こむら

ガストンネサンは・・・(2)

以上の観察から、我々は次のような結論に達した。

一、細胞分裂(動物、植物のいずれにおいても)には、ソマチッドが必要である。

二、トレフォンはソマチッドによって産生される。

三、ソマチッドは多形態性のサイクルを持つ。サイクルの進展は血液中の抑制物質によってコントロールされている。

四、血液中の抑制物質が不足するとトレフォンが大量に生成され、細胞の代謝に異常が起こる。

五、変性疾患はいずれもこの異常が原因で起こる。

 以上のことを考えると、ガンの進行過程は二期に分けられる。

第一期:ガン化(イニシエーション)

 何らかの理由で血液中のトレフォン抑制物質が減少し、ソマチッドのサイクルが二重胞子の状態でとどまることができなくなると、トレフォンが大量に生成され、細胞は単純な形態に戻る。

 酵素が関与する発酵現象は、生命を維持する基本的な作用であるが、細胞を単純な形態にし、細胞が特殊化して特定の器官に分化する機能を失わせる。

 細胞は合成能力を全部使い果たす前に分裂するので、細胞の活動サイクルを早期に遮断し、分裂するたびに病気を悪化させる。

 それに反応して、細胞は発生時から記憶していた古い特性を取り戻す。その特性の中で最も重要なのは、急速に増殖する傾向であり、それが細胞の悪性化を示す一つの兆候である。

 細胞数の異常な増殖は、細胞の調和を維持している調節系の乱れが原因で起こる。
 この時期にガン化が起こる。