*蝸牛とその有毛細胞にEG入れ、ウイルス・細菌・フリーラジカル等ぬく。


実際の音量は、耳に指を入れてみるとかすかに聞こえる程度で、聞こえない場合も多くあります。聞こえ方は人によって異なりますが、「ズンズン」「ゴーゴー」といった音です。

このわずかな音が、患者さんにはなぜ「頭の中を車が走る」ほど大きく聞こえてしまうのでしょうか。耳鳴りと脳の関係はどうなっているのでしょうか?

「かすかな音が大きく聞こえるメカニズム」

私達の耳には、常にさまざまな音が同時に聞こえています。鼓膜はその音の大きさに応じて振動しています。しかし、脳の中では、音量に関わらず、聞きたい音だけを集中して聞くようにしています。

しかし、何らかの原因で脳が疲れてしまうと、脳内の音量調節機能が狂ってしまい、普段はわざと無視している脈拍の音の音量を間違ってあげてしまうことがあるのです。これが、脈拍の音が耳鳴りとなってしまうメカニズムです。