中国の一番のボトルネックは水です。

飲み水がなくなっているのです。水がない国に人間は住めません。中国はこの30年の改革・開放によって公害対策をほとんどしてきませんでした。

そのことで水が富栄養化しており、あらゆる河川・湖沼でアオコが大発生して水道水として適さないレベルにきています。

 石油は市場で取引される商品ですが、水市場は存在しませんから戦略物資になり得ます。水問題で中国経済の成長が止まってしまうようだと、日米経済にとっても大打撃です。

 共産主義に対して資本主義は勝利を宣言しましたが、2010年には資本主義自身が敗北宣言を余儀なくされるかもしれない。

そうなると、世界は次のシステムを見つけるために七転八倒の苦悩を経験することになるかもしれません。