「脳脊髄(せきずい)液減少症」(低髄液圧症候群)という病気を知った。

 脳は頭がい骨の中で、豆腐のように髄液に浮かび、神経や血管で支えられている。外傷などの影響で髄液が漏れると、頭の中で脳が沈み、神経や脳がひっぱられて、頭痛や吐き気を引き起こす・・・という考え方が紹介されていた。

 漏れている穴をふさぐのが治療。腕から20-40ミリ・リットルの血液を取って、背中から脊椎(つい)の硬膜外腔(こうまくがいくう)に注入する。血液がのりのように穴をふさぐブラッド・パッチ治療という。

 早坂さん母娘は2002年8月、事故後の不調を髄液の減少と結びつけたパイオニア、神奈川県平塚市の平塚共済病院脳外科部長の篠永正道さんを訪ねた。

なんと1回目の治療で、苦しみ抜いてきた頭痛がうそのように消え、壮快感を覚えた。鎮痛剤はいらなくなり、低下していた視力も回復した。
3か月後に受けた2度目の治療で、首の重さも楽になった。7割方回復したという実感で、昨年春には、趣味のフルートを再開する元気を取り戻した。
早坂さんは「事故の後遺症で苦しんでいる人に、この治療を知ってほしい」と話している。

時空研カルテは明日。

*ダニのフン、フローリングでも厚労省基準の20倍

 床が板張り(フローリング)の部屋の多くは、アレルギーの原因となるダニのフンが、基準値の20倍も落ちていることが分かった。

*Plty「osporum ovaie:フケ菌 別名MaIasseziafurfur(lFOO656)という脱質依存性の酵母で、皮膚常在菌傲のメンバーであると共に頭皮に多い事を特徴とします。
 頭皮で恒常的に検出される