【自律神経失調症とは】
交感神経と副交感神経からなる自律神経は、精神的な乱れや、内臓の故障、また自律神経をコントロールしている中枢神経の影響を大きくうけます。
たとえぱ、驚いたときに心臓がどきどきと速くうつのは、交感神経が興奮した結果ですが、副交感神経が興奮すると逆に心拍動は遅くなります。
自律神経の中枢は間脳の視床下部及び脊髄にあり、ここは大脳皮質の作用もうけています。こころとからだは、自律神経を通して密接につながっています。
自律神経失調症は、心因性と自律神経の中枢に異常があるかどうかで、つぎの三つのタイプに分けることができます。
第一は、検査しても自律神経に異常がみとめられず、自律神経失調症状を示すほかの病気もないタイプで、心理的・社会的ストレスが原因でおこる「神経症型」です。
第二は、検査をすると自律神経の失調がみとめられ、心理的・社会的ストレスによってからだの不調があらわれる「心身症型」です。
第三は、自律神経の中枢そのものが原因で自律神経系のアンバランスがおこり、いろいろな症状をひきおこす本態性自律神経失調症です。
このタイプには、体質と性格が深く関係していると考えられています。
実際に病院で自律神経失調症と診断された人の大部分は、第一と第二のタイプで、本態性自律神経失調症の人は、全体の一〇%ぐらいです。
本態性のものは男性に多く、神経症型、心身症型は女性に多いといわれます。年齢も幅広く、赤ちやんから高齢者までみられる病気です。
【原因は】体質や性格が自律神経機能に異常をおこす場合(内因性)と、外部からうける心理的・社会的ストレスがひきおこす場合(外因性)があります。
内因性では、親も自律神経失調症になったことがある、子どものころ乗り物酔しやすかった、起立性調節障害になったことがある、など遺伝的・体質的な要素がかかわっています。
女性の場合は、思春期や更年期などにホルモンの分泌がアンバランスになることによって、自律神経失調をおこすものです。また、内向的な性格の人では、他人との協調性、社会への適応性が乏しいことからおこります。
外因性は、人間関係、職場の不満など心理的・社会的なストレスからおこるもので、あらゆる年代にみられます。女性の場合、育児の問題、家庭内の葛藤などでもおこります。
【症状は】全身的には、疲労感、衰弱感、根気のなさ、ふるえ、失神。
脳神経系では、頭痛、頭が重い、めまい。呼吸器系では、息切れ、窒息感、ため息。循環器系では、胸部圧迫感または絞扼感、心臓部の痛み、動悸、拍動感。
消化器系では、食欲不振、胃部膨満感、便秘、下痢。そのほか、異常発汗、腹部不快感又は疼痛、肩こり、手足の冷感または熱感、興奮しやすい、あるいは陰気になるなど多彩な症状があらわれます。
これらの症状はひとつだけでなく、二、三まはそれ以上みられます。内臓だけにかぎってあらわれることもありますが、何等かの全身症状をともないます。
また症状の程度は、急にあらわれ、一時的なものから、比較的長期に続くものとさまざまです。
しかし、内臓などの変化はみられず、検査で異常はみとめらないケースがほとんどで、あっても軽度なものです。
対応
自律神経
(交感神経・副交感神経)之メンタルレベル
視床下部・脊髄
延髄・脳幹・甲状腺 之 コクサッキーウイルス 之メンタルレベル
フリーラジカル
IgE,G抗体
青斑核之ノルアドレナリン之メンタルレベル 抜く
ドーバミン産生遺伝子之メンタルレベル EG入れる
扁桃核の嫌な思い之メンタルレベル 抜く
基本浄化の脳の部分を特にやる
耳管狭窄のことが良く有る。このカルテをやる。