新しい時代への突入<19>

  古歩道ベンジャミン氏

 昨今の金融危機を契機に文明の融合が始まっている。各国は、その運営の仕方を間違え、6500万年前に恐竜が絶滅した出来事の匹敵するほどの絶滅危機を人間が自らの手で招こうとしている。

地球環境を壊して、年間に5000万人が餓死し、貧しい人たちから奪えるものをすべて奪い、世界の富が一極集中する仕組みは極限に達したようだ。欧米の支配階級に「待った」がかけられ、新しい仕組みを構築するために世界の国々が団結をすることを決めた。

     これまでの「人間牧場」の運営計画
 秘密政府のヨーロッパでの始まりは12世紀のフィレンツェメディチ家からのようだ。
 彼らは3つの要素(お金・火薬・ペン)によって社会を管理してきた。

すなわち、賄賂、暗殺と戦争、プロパガンダである。ヨーロッパの秘密政府の人たちは一般をChattel(奴隷)とみなすマフィアの考え方を持ち、ChattelはCattle(牛、家畜)と同じ言葉の由来がある。

彼らは世界各国で一般人を家畜とみなす「人間牧場」を作った。例えば、アメリカの場合、取りあえず肥やすために放し飼いにした―

 つまり、自分達は自由だと勘違いさせる。その後、越えたアメリカ人は時々収穫される。その収穫方法とは金融危機アメリカ人にお金をたくさん融資してモノを作らせたり、買わせて、その後の融資は渋って「担保」である実物経済を奪い取るのだ。

 また必要であれば大量虐殺を起こす。例えば、19世紀にインドで反乱が起きたとき人口の30%が殺され、中国のアヘン戦争でも同様に殺された。秘密政府は白人とアジア人を支配できるようになったが、黒人やその他の人種は思うように支配できなかった。

 第二次世界大戦の主な目的は、中国支配と、中近東を第三次世界大戦を始めるための軍事植民地にすることだった。さらに冷戦の主な目的は、強大な軍隊を作り上げることだったが、冷戦が終わってしまい新しい敵が必要になった。

 第三次世界大戦の前に悪魔への生贄が必要と考え、その生贄の儀式のために9・11事件を起こした。一部の家畜扱い人間を公衆の面前で殺して、それを見て怒り狂った残りの家畜扱いの人間の怒りや憎しみを偽犯人に向けて戦争を始めようとしたのである。

第三次世界大戦”が2007年に始まった。中国など多くの国が米国債の購入を拒否した。その反撃として、悪魔教の連中が石油や食糧の値段を釣り上げたのである。

 この方法は、1930年代にドイツをナチス軍事国家に仕立てたやり方と同じだ。経済を混乱させ、経済的な困窮で一般国民の間に不満を増大させる。

ナチス政権の場合、自分達で国会議事堂に放火しておきながら、敵対していたインテリ層や共産党の陰謀と宣伝して緊急大統領令を布告、共産党幹部たちを逮捕し、強制収容所に入れた。

アメリカでもすでに500万人が収容できる強制収容所が建設されているという。そして、アメリカの愛国法は“ナチス憲法”とそっくりであることに気づく。

 アメリカを狂信的な戦争国家にして巨大な軍隊をつくって、金融戦争ではない第三次世界大戦を本格的に始めようとしていた。

そして、ユダヤ人を騙してイラク中央アジアの侵略を第一歩とした。ユダヤ人の狂信的な過激派(イスラエル人口の約10%)が旧約聖書の世紀末劇が始まることを信じている。

 しかし、アメリカの倒産はアルゼンチンの倒産とはレベルが違う。

アメリカは世界最大の軍隊を持っているため、国家の倒産によって各国からの侮辱的・屈辱的な条件を受け容れるよりも戦いを選ぶ可能性がある。

それで国際的な経済・金融問題が話し合われる国際会議は、G7からG20に変わったのだ。

        ・80%正解の様です。