名言 時空研流・・・・・・5


21●晴れてよし曇りてもよし 富士の山もとの姿は変わらざりけり(山岡鉄舟

→どのような環境にあっても本質は変化しない。そのままでよいのである。自身の状態を精妙であることに努め、いつも本質に焦点を合せて生きる。それがそのまま大調和となる。

22●薔薇はなぜという理由もなく咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。
薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない(シレジウス)

→四季折々日本では花が咲く。日本人は、みな自分が桜だと思い込んでいる。春に一斉に咲かないといけないと思い込む。それはノイズである。あなたは菊かもしれない。菊なら秋に咲く、ひまわりかもしれない。それなら夏に、寒椿なら冬に咲く。それが自然というもの。自分がなんの花か自覚することが大切。人と比べない。
そして人も認めよう。「大調和」はありのまま、なすがままということ。

23●己の欲せざるところを人に施すことなかれ(論語
→会社の活動でもそうである。社長や社員がいやなことを客にしてはならない。

これは当たり前のこと。ただノイズや我欲があると目先の利益のみで活動してしまうものである。家族に対しても同じ。

すべてトラブルの元はこの点にある。

自他一体ということ自覚し、行動せよ。

24●人には口が一つなのに、耳は二つあるのは何故だろうか。

それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ(ユダヤの格言)

→人は自分を主張しようとして、話しをたくさんしようとする。

人の話しを聞こうとしないものである。他者は、自分の発した波動を反射している場合がほとんど。つまり自分のことを理解しようとすれば、注意深く他者の話すことを聞かなければならない。かならず自分を発見するであろう。

また人の話しを熱心に聞くということは、話している人に多くの功徳を与えることにもなる。

このことは、「大調和」の前程なのである

25●愚痴はどんなに高尚な内容でも、また、いかなる理由であっても決して役には立たない(エマソン


→愚痴や悪口をいうのは、あなたにとって極めて危険な行為。自分が一番に聞くからである。繰り返し聞いているとそれは三次元に実現するからなのである。

自分の本質を極めていくと「すべて自分の責任」という事がわかる。

そうなると愚痴は言わなくなる。また、どのような不都合でも素直に受けること。そして肯定しよう!