CTA債(カタストロフィー債)という新しい騙しの手口  

  
 朝倉氏

 現在、米国では、CTA債(カタストロフィー債)なる債券が人気を集めだしています。

これは、地震やハリケーンなどの災害被害、ないしはテロ被害などを保証しようとする債券です。

  優秀な元NASA技術者の意外な再就職先

 1990年、冷戦の終了から、NASAの優秀な技術者は失業し、行くところがなくなりました。

 彼らの天才的な数学、物理の頭脳をお金にしたのが、ウォール街だったのです。

CTA債で復活する金融工学(インチキ学問)

「これからはこれだ!」と前面に押し出てきたのが、このCTA債(カタストロフィー債)なのです。

 なぜ日系アメリカ人をトップに据えたのか?なぜモデルは阪神大震災なのか?

まさに日本人をターゲットにしたこのCTA債。