銀行

 特に悪質なのは米連銀で、人類の富を世界中から見境いなく奪うようになり、いつの間にか全人類が米国の軍産複合体にモノを貢ぐように仕向けた。


 驚くことに、人類の貯金の90%が知らず知らずのうちに人間を殺すための組織に注がれるようになっていた。世界の人口の4%であるアメリカ人が地球上の資源の40%を使っている。そして彼らが世界の軍の57%を保持している。

しかし、もうこれ以上、世界の他の国々がその軍産複合体の「紙幣」を認めなくなってきている。

 悪質で偏りがあったのは金融ばかりではない。これまでは「今後の地球をどのような世界にしていくか」という決定権を一握りの人たちが独占していたが、今後、我々はこれを取り戻すことになる。

 新しい金融制度の発表を今まで邪魔してきたのは、アメリカとアメリカの言いなりであった日本だ。しかし、民主党政権の誕生によって邪魔をしなくなるだろう。

また、すでにアメリカは実質的に倒産しているし、株価がものすごい勢いで下落する見込みにもなっている。
だから、対処の仕方によっては混乱や暴動が予測され、内戦に発展する可能性も出ている。その前に何らかの形で、米連銀の連中は、妥協するのが得策だろう。

妥協案として、21兆ドルを穴埋めしてもらう代わりに、彼らが世界のドルやユーロの印刷機の所有権を諦めることだ。

 また、世界に約800ヵ所ある米軍基地をどうするかという問題もある。

以前、米国防総省の関係者が「ソ連が崩壊したときに軍人だった人たちが、いきなりロンドンでタクシーの運転手をやるはめになったが、我々はそうなる前に戦う」と言っていたので、この扱いには、慎重にならざるを得ないだろう。