エコノミック・ヒットマンが語る

アメリカ帝国の秘史
つむじ風

 アメリカは、普通に考える自由の国、民主主義の国アメリカ合衆国ではない。あくまでもそれは、表の姿であって、真のご主人様(オーナー)は、コーポレーション(民間企業)帝国である。

 帝国であるから、皇帝はディヴィッド・ロックフェラーであろう。

ジェイ・ロックフェラーに代位しているかも知れないが、構図に変化はない。大統領は表の支配人であることは、昔から想像がついていた。CIAとNSAの関係、しかし、事はらに複雑なようだ。

表の国家からコーポレーションに実行部隊が移行する巧妙な企みが常態化している。

 これは大きなマフィアが傭兵を常時維持しており、NSA等で育成された人材を使って諜報活動の実務を果たしているという。恐ろしい権力の二重構造である。

そんなことが本当に許されるのか。

 有り体に言えば、表の体裁をよそに、無法がまかり通っていることになる。しかし、それが実体である。その事を理解すると多くの事象が見えてくる。

イラク戦争を実行しているのは、実は傭兵である。正規軍を盾にして、戦争というビジネスを実行している。死ぬのは正規軍、殺すのは傭兵という構図がある。

 アメリカは愛される表のアメリカと、コーポレーション帝国がある。コーポレーション帝国は利益と欲望のためなら何でも有りのマフィア帝国である。このことを知るだけでもこの動画を観る価値がある。

 オバマは、この帝国にくさびを打ち込むことが出来るか。それが問題だ!!
















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































 ソロス言葉を借りるなら、米国が消費できなくなり、米国型の金融中心の経済が崩れても、代わりに中国などBRICが消費し、中国型の世界経済に転換できるので大丈夫だということになる。 

だが、現実はそんなに甘くないだろう。中国政府は、今年に入って高官が何度も「このままではドルは基軸通貨の地位を失う」と警告している。だが中国自身は、自国通貨をドルにペッグしたままだ。

ドルが崩壊過程に入り、他の主要通貨に対して切り下がる傾向だが、ドルが下がると人民元も安くなり、中国の輸出産業の儲けが増える。

オバマ訪中の前後、世界から中国に対して「人民元の対ドルペッグを外せ」という圧力が強まった。中国は、人民元の対ドル為替を切り上げることを検討しているという姿勢を見せた。

だが、これは国際圧力をかわすためのそぶりが先行している観がある。共産党政権に対する中国人の不満が増す。これは共産党が最も恐れていることだ。共産党にとっては、今のところ世界の覇権より国内の安定のほうが重要だ。中国は来年にかけて人民元のドルペッグを外していくかもしれないが、切り上がりの速さはゆっくりにとどまりそうだ。