室内で凍死!?低体温が中高年を襲う
わずか1.5℃の体温低下が、免疫機能の低下を引き起こし感染症を増加させるだけでなく、重篤な心臓疾患のリスクを2〜3倍に上げることがわかってきました。
なぜ!?手足ぽかぽかなのに低体温
自分では体温の低下に気づかない。やっかいな低体温のタイプがあることが判明!
原因は血管収縮の命令を出す交感神経の機能低下。老化によって血管が硬く変化してしまうと、交感神経が命令をちゃんと出しても、収縮してくれません。
似て非なる冷え性と低体温
手足の冷えは、末しょう血管を収縮させて、暖かい血液を中に閉じ込めて熱が逃げないようにする、つまり、熱を逃がさないための大事な仕組みだったのです。体の表面が冷たくなるのは、寒さに対して体の内部の温度(深部温)を守ろうと反応している証拠。
つまり、身体の中で作られる熱がそもそも少ないのです。元には主に以下の3つです。
・極端なダイエット(小食)・筋力不足・甲状腺ホルモンの減少(甲状腺ホルモンは、細胞を働かせる命令を出すホルモン。これが低下するとあらゆる細胞が働かなくなり、熱が生み出される量が減る。)
意外と知らない!?正しい体温の測り方
水銀計はもちろん、電子体温計であっても、ピピッと鳴ってからも測り続け、合計5分間計測してください。