中国、インドの次はここだ!
ブラジル
サンパウロのタクシー運転手は今、空前の好景気を謳歌している。
「街中を流していてもかなり稼げるが、何といっても空港で待っているのがいちばんだね。
国内線空港だと月に1万レアル(50万円)、国際空港なら1・5万レアル(75万円)稼ぐ仲間もいるよ」。
地元運転手のパウロ氏は誇らしげに語る。
国際空港から一路米国へ。歴史的なドル安レアル高を背景に、米国各地にはブラジル人旅行者があふれている。
2010年にニューヨークを訪れたブラジル人旅行者数は前年比3割も増えた。
中国・インドもかすむ「親日派新興国」の存在