バーンアウト(燃え尽き症候群)
今までエネルギーに満ち溢れ、仕事に没頭していた姿とは全く対照的な状態になってしまう。自責感をもつことがなく、自己信頼感がなくなり周囲の人たちに対して怒り・敵意・不信感・攻撃性が向けられる点でうつ病とは異なる。ただし、バーンアウト症候群からうつ病へと発展していく人は少なくない。
<症状・特徴>
バーンアウト症候群では、単なる疲労感や意欲の減退にとどまらず、以下のような症状をきたす。
A・消耗し尽した幹事で、疲労や意欲の減退が起こる
B.ストレス性の身体症状(頭痛・肩こり・不眠・胃腸障害など)
C.自分に地震がもてなくなる(すべきことを成し遂げたという気分が実感できなくなる=個人的達成感の減退)
D.周囲を思いやる余裕がなくなる
E.人間関係が苦痛になり、かかわりを拒否したり無関心になったりする(人を物のように扱ったり、事務作業に集中するようになる)
F.自分を正当化したり、些細なことにこだわって相手を責めたりする
G.感情のバランスを失い不安定になる