注目の医療イノベーション

がん治療 免疫細胞「BAK療法」とはがんの新しい免疫療法「BAK療法」。患者さんの血液からリンパ球を分離し、特別な培養液で2週間増殖して活性化させ、再び体内に戻すという治療法だ。
 開発したのは海老名卓三郎医学博士。

 手術や放射線療法、抗がん剤などの化学療法は、痛みや副作用などのリスクを伴うが、自己の免疫細胞を使う「BAK療法」は痛みはもちろん、副作用のリスクがなく治療が続けられる。耐性もなく、予防にも有効という特徴もある。

 「BAK療法」は入院の必要がなく、仕事や普通の生活をしながらの治療が可能で、患者さんのQOLの維持という面でも、非常に優れたがん治療法といえよう。

BAK療法の特徴
従来の免疫細胞療法とは、がんの認識方法が異なります。
BAK療法の特許
がん治療免疫細胞「BAK療法」独自の特許を取得しています。培養する免疫細胞が約100億個以上と圧倒的に増殖します。副作用がありません。

BAK療法の治療効果
非常に高い有効率76%を実証しています。

BAK療法の治療内容・対象
通院のみの治療で入院の必要がありません。

がん治療免疫細胞「BAK療法」の認識方法

正常細胞を認識してそれ以外を攻撃

がん治療免疫細胞「BAK療法」では、培養する免疫細胞が逆に正常細胞を認識し、それ以外の異常な細胞、つまり、がん細胞を攻撃します。

したがって、正常細胞以外の異常な細胞(がん細胞)を攻撃するため極めて高い有効率(76%)になります。