顔面けいれんとは 

顔の半分が自分の意思とは関係なく痙攣するもので、ふつう目の周囲から始まりだんだん口元へと広がります。最初のうちの症状は疲れなどでまぶたのぴくぴくする症状との区別が困難です。徐々に進み、あごの下の筋肉も痙攣するようになります。頻度は、最初は緊張したときなど時々だけですが、徐々に痙攣している時間が長くなっていきます。やがて一日中、ときには寝ていてもおこるようになることもあります。


顔面痙攣の治療

 脳の深部で神経に接触する血管を剥離して移動して、神経への接触をのぞきます。

ボツリヌス毒素治療

 ボツリヌス毒素は食中毒の毒素です。この毒素による食中毒では、からだの筋肉が麻痺をして呼吸ができずに命にかかわります。これを逆に利用したものがこのお薬です。

ボツリヌス毒素を非常に希釈して、お薬にしてあります。これを顔の筋肉に注射をすると、顔の筋肉が麻痺をして、痙攣がおこりにくくなります。

発症の原因は?

 片側顔面痙攣の主な発症の原因は、内側に悪玉コレステロールが付着して、弾力性を失ったり硬くなったりした血管(動脈硬化した血管)が、顔面神経を圧迫することによって起こるといわれています。また、脳腫瘍や動脈瘤が顔面神経を圧迫しているという説。


☆患部を特定し、その辺りの腫瘍をぬき、血管にEg入れ、ウイルス・菌などをぬく。

更に血管の血栓、アテロームぬく。