世界大恐慌 緊張朝倉氏
暴徒化したイラン民衆による英国大使館襲撃事件が予告するもの。禁じ手の「イラン中央銀行への制裁」という切り札を切った。イスラエルがイランで戦端を開いたとたんに世界は一変
これから始まる国家破綻レースの一番手は
日本!?
なぜ日本なのか?仮にイスラエルがイランを攻撃、ないしはこのまま欧米とイランの関係が抜き差しならないところに来て、軍事行動を含む対立に発展すればどうなるでしょうか。まず誰でもわかることは、原油の大暴騰です。現在1バーレル100ドル近辺の値段は一気に200ドル以上に暴騰するでしょう。
その後、何が起こるのか?不況下の大インフレです。特に中東の石油に依存している日本にとっては石油価格の暴騰、並びに供給不足は大打撃になるに違いありません。そして世界にも万遍なくインフレの波が襲ってくるのです。インフレとなれば、金利は上がらざるを得なくなります。
ユーロの崩壊過程はすでにエンドゲームに入った。欧州の政府債務解決のための包括案は極めてお粗末。ギリシアはユーロを離脱し、ユーロは崩壊する。
ギリシアでお金持になるのは極めて簡単
ギリシア人の国民性についての話でした。彼が言うには「ギリシアでお金持ちになるのは本当に簡単なことなのです。あの家を見てください。まわりからみると非常に立派な家でしょう。実はギリシアでは誰でもあのような家に住むことができるのです。簡単です。1年か2年一生懸命働けばいいのです。ギリシア人はほとんどの人が働きません。
だから真面目に働いた人はこの国ではすぐにお金持ちになれるのです。日本人とは違うでしょう、人生観が違うのですよ。人生を楽しむという考え方なのですね。だから日本人のように働かないのです」と言うのです。
CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)という虚構
一種の倒産保険のようなものですから、ある会社のCDSを買えば、その会社が潰れたときに保険金が入る仕組みとなっているわけで、CDSに投資した投資家にとっては、その企業や国家の破綻が破格の儲けとなって返ってくるわけです。
市場からの圧力でアメリカはQE3に追い込まれる。反格差デモが吹き荒れるアメリカ。インフレか恐慌かの究極の選択。 格付会社アナリストが格付けした会社に天下り。
金融の大混乱から崩壊に向かう資本主義。