惑星直列、ポールシフト

26000年のサイクル高島氏 85%

 二つの巨大サイクルが重なる2012年。5125年のサイクル。26000年の歳差運動のサイクルと直列現象。
現象を高い精度で予測する三者と近未来の価値観 

数値解析を元に予測を導き出すフランスのシンクタンク「LEAP/E2020」、マヤカレンダーを「人類の意識進化の予定表」と解釈するカール・ヨハン・コルマン博士による「コルマンインデックス」、アメリカのソフト開発者クリフ・ハイ氏が作った「ウェブボット」。

 要するに、これまでの「我欲」中心の生き方を変え、身内(家族とか友人)のネットワークを構築して、身近な生活経済圏を作るということだ。ウェブボットではそれを「自給自足経済圏」と呼んでいる。

  債券市場の下落は各国政府にとって死活問題

 こうした三者の動きから見えてくるのは、脱大量消費主義、脱資本主義、といったキーワードだろう。なかでも今、世界の金融市場が最も懸念していることの一つに「国債市場の崩壊」が挙げられる。米国債は政治的な理由で購入される特殊な商品。

2014年前後から地球は寒冷期へと突入する
 アメリカの国内雇用増大のための輸出市場の確保と、これから始まる可能性の高い環境変動の時代で生き残るための「サバイバル圏の形成」という二つの目標である。

 特に、2014年前後から地球は寒冷化の時期へと突入し、1645年から1715年まで続いた「マウンダー小氷河期」と19世紀前半の「ダルトン極小期」によく似た寒冷化の状態に突入する可能性がある。

過去の二つの極小期では、世界的に農業生産が低迷したこともあり、今回も同じ状況になる可能性が高い。

 2020年まで世界は大きな下降局面を迎える   

未来予測…2021年〜2027年 

 2020年、サイクルの上昇局面は急速な経済成長、発展と楽観主義を示している。また、驚異的なテクノロジーの進歩が、この期間の中心的特徴となるだろう。

 この期間、驚異的な知能を持つコンピュータや人工生命、知覚能力があるコンピュータ・ネットワーク、人間に高い知能を与えるコンピュータ、新しいタイプのロボット開発が期待できる。

 また、老化をコントロールして長寿を可能にする技術や、人間の知能を高くするといった、生命科学における主要なブレーク・スルーも期待できる。