低ナトリウム血症とは? 

低ナトリウム血症は、体内のナトリウム量を変わらないのに水分量が過剰に増えて起きる病気。

 肝硬変や心不全の患者は尿量を減らすホルモンの働きが強くなり、発症しやすい。

・軽妙な症状から始まることもある。
・大脳の浮腫
・ケイレン

 同じ事は一般の生活でもいえる。熱中症脳梗塞などの原因となる脱水症状を予防するために水を飲むことは大切だが、一度にたくさんの水を飲むより、適量をこまめに飲むことが健康作りには大切と語る。

 では、どのくらい水を飲むのが健康的なのか?

デスクワークや家事など一般的な生活を送っているときは、尿や便、皮膚からの蒸発、呼気などで1日に1.5〜2.5リットルの水分が失われるので、同量の水を飲むことでバランスがとれる。

一般的な食事をとっている人なら、食事に約1リットルの水が含まれている上、体内の代謝で生まれた水もあるので、飲み水としては1〜2リットルをこまめにとることが大切だ。ティカップ1杯程度(約150cc)を1〜2時間ごとにとるといい。 飯野氏

このほか、「立ちくらみ」や「便秘」もあるので要注意だ。

水中毒

人間の腎臓が持つ最大の利尿速度は16ミリリットル/分。

これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分が過剰となり細胞の膨化をきたし低ナトリウム血症を引き起こす。