逆境の時こそ「やる気遺伝子」はオンになる!村上 和雄氏+時空研 

フーチ 95%

 遺伝子オンで世界を救うのは日本人だ!昨年(2012年)、イギリスのBBC放送が中心になって行った世論調査で、「世界に良い影響を与えている国」として、1位になったのが日本でした。
世界的な旅行会社が、各国のホテルマネージャーに「世界の最良の観光客はどこか」と調べたところ、1位に選ばれたのは、日本です。
先日、私も韓国の友人にいわれました。「今、日本人そのものがブランドになっている。もっと誇りを持っていいのではないですか」と。

 DNAは、どの部分をとってみても、生命の不思議さを感じさせずにはおきません。32億もの情報が書きこまれたDNAのテープは、私どもの体をつくっている60兆個の細胞1つひとつに組み込まれているわけですが、その長さにも驚かされます。細胞1個の核に入っているDNAをつなぎあわせると、およそ1・8メートル。もし60兆個ある全身の細胞のDNAをすべてつなぎあわせたら、地球を300万個するくらいの長さになるのです。

 遺伝子は、一般に思われているよりもずっとダイナミックにしなやかに働き続けています。遺伝子が1分、1秒の休みもなく働いているからこそ、私どもの細胞も臓器もきちんと機能しているのです。遺伝子が働かなくなったら、私どもは息をすることもできず、即座に死んでしまいます。DNAが「生命の設計図」といわれるゆえんです。

 ヒトゲノムを読み切ってわかったことの一つは、DNAの中で本当に働きがわかったのはわずか2パーセントほど。あとの98パーセントは何をしているのか、さっぱりわからない。だから「タンパク質をつくるものは一応、遺伝子と定義しよう」となり、他のものは「ジャンク」と呼ぶことにしたのです。ジャンクとは、「がらくた」とか「使い物にならないもの」といった意味です。

しかし、私は全体の98パーセントに意味がないとはとうてい思えませんでした。どんな働きがあるのかわからないけれど、非常に大切な役割を演じているのではないか、と。

そのうち、ジャンクの中に遺伝子の働きを調節するオンとオフに関わる部分が潜んでいる、と考えられるようになり、つい最近、それが証明されました。
2012年9月、日本をはじめアメリカ、イギリス、スペイン、シンガポールの共同チームによって、全遺伝情報の80・4パーセントがタンパク質を必要な場所・タイミングでつくるよう、遺伝子に指示するスイッチ役などを担っているらしいことがわかったのです。

要するに同じ活動を続けている遺伝子もあれば、何かのきっかけで、それまで眠っていた遺伝子が目覚めて働きだしたり、逆に活動していた遺伝子が休眠してしまったりすることもある。私どもの遺伝子は、決して固定されたものではなく、条件しだいで働きを変えられる余裕を持っているということです。

 健康になるための遺伝子や才能を伸ばす遺伝子など眠っている良い遺伝子のスイッチをオンにして、起きている悪い遺伝子、たとえば病気を引き起こす遺伝子や凶暴になる遺伝子などのスイッチをオフにすることができれば、人生は大きく変わってきます。これは非常にエキサイティングなことです。

 遺伝子オン・オフの要因 

どうしたら遺伝子のスイッチを切り替えられるのか。

1.物理的要因、2.食物と化学的要因、3.精神的要因。

☆従って○○○○に関る遺伝子のオンとオフに  自分の意識で時空研ハウツウで抜く、入れる、する。
又実相 絶対化
 

私は、喜びや愛情、感動、感謝、祈りなどのポジティブな心が、良い遺伝子のスイッチをオンにして、悲しみや苦しみ、恐怖、不安、恨み、いじめなどネガティブな心が、悪い遺伝子のスイッチをオンにすると考えました。
ダーウィンとは異なる進化論。「共生的進化論」。

利他的な遺伝子は母性本能から。母性本能には、オキシトシンというホルモンが関係しています。オキシトシンは、少し前に「人間信頼のホルモン」として話題になりましたが、古くから、「母と子の絆を深めるホルモン」であることが知られていました。

ヒトとチンパンジーは、両者の差はどれくらいだと思いますか?わずか、3・9パーセント程度。

しかも、ヒトにはあるけれどチンパンジーにはない、という遺伝子は一つもありませんでした。つまり、ヒトという種を決定する遺伝子はない、とうことです。

3・9パーセントの差、遺伝子のスイッチのオンとオフに関係するところ、人の重いが遺伝子の働きを変えるということでした。