視力低下の原因はどこに?

 目の構造は、大きく分けて3段階あります。

水晶体:レンズの役割

網膜:水晶体から取り込んだ対象物を映すスクリーン

視神経:スクリーンの情報を脳に伝える

 視力が低下する原因として多く考えられるのが、白内障緑内障です。

白内障:水晶体が白濁して、視力が低下する
緑内障:視神経にトラブルが起き、視野が欠ける

     「目を見張る大発見!これが視力の心臓部だ」

 ここで、視力の仕組みを徹底調査。視力2.0の大学生の網膜を詳しく調べると、網膜の中央に小さな黄色いシミ「黄斑(おうはん)」を発見しました。直径わずか1.5ミリの「黄斑」は視力を司る部分で、これこそが目の急所なのです。

 網膜の毛細血管が傷んでいく過程では、自覚症状はほとんどありません。だからAさんは、自分の目の異常に気がつかなかったのです。

 では、Aさんの網膜を傷つけた真犯人は何だったのでしょうか?実はAさんは糖尿病の患者で、糖尿病の合併症のひと

「糖尿病網膜症」を発祥していました。

     「加齢黄斑変性 画期的な最新治療」

 原因は、黄斑の下にできる新生血管です。黄斑の下にできる新生血管です。黄斑の下に新生血管ができて、この新生血管と漏れた血液が黄斑を押し上げるために、黄斑の形が変形してしまうのです。  カルテ別紙