たかがやる気、されどやる気

本当にあった「やる気スイッチ」!

その異常とは?

人間の脳には、やる気を出す時に活発に働く「やる気スイッチ」が本当にありました!それは、脳にある線条体という部分。
Aさんは、今年の春、突然仕事に対するやる気がうせ、単純なミスを繰り返すように。やがて、あらゆることにやる気をなくしてしまいましたが、うつのように気持ちが落ち込むことはなく、体調も問題ありませんでした。

実はAさんのやる気が低下したのは、れっきとした病気によるもの。

その大本となった原因は「高血圧」でした。一見全く関係のなさそうな「やる気低下」と「高血圧」。一体どのようなつながりがあるのでしょうか?

「高血圧+長引くやる気低下」は

“隠れ脳梗塞”のサインかも!

「やる気スイッチ」線条体に酸素や栄養を送っているのは、太い血管から枝分かれした穿通枝(せんつうし)という、とっても細い血管です。

この細い血管、高血圧が続くと詰まりを起こしやすく、そのため、線条体の機能の一部が失われてしまうことがあります。その結果、やる気の低下を招いてしまうのです。

これは、いわゆる“隠れ脳梗塞”と呼ばれる状態。

隠れ脳梗塞は、脳梗塞の非常に強い危険因子で、たくさんできると血管性認知症のリスクも高まってしまうので、いかに早く見分けるかがポイントになります。

線条体にEg入れ、ウイルス・菌・化学物質ぬく

☆又、線条体之穿痛枝之血栓アテロームぬく