ゴール達成力

藏本 天外氏+時空研(思いが全て)
 幸せとは心の状態です。まずは「今、幸せである」ことを自覚してください。そうすれば、幸せの状況が後からついてきます。

 今、あなたがどんな現実を生きていようと、それはすべて自分の心の反映でしかないのですから。幸せでない理由を、人のせいにしたり、状況のせいにし続けるのか、それとも今、一切の心のガラクタを手放して、潔く幸せになるかです。人間の可能性とは想像力です。

 欲=価値観ですから、欲を抑えるのではなく、何に価値を置いているか、それを満足させるには何が重要化を理解し、その欲をレベルアップさせていくことです。そして、さらにもっと高いレベルの欲に上げていくことが、欲を満足させることになるのです。

 ですから、欲を満足させるには、「〜しなければいけない」という「have to意識」ではなく、「〜したい」という「want to意識」に切り替える必要があるのです。

 そうすることによって自分の欲は満たされていくという意識に変革する、つまり、「欲をさせること」になり、それが論理的スイッチをONにする形となります。

 では、「have to意識」から「want to意識」に切り替えるには、どうしたらよいのでしょう。それはその欲が達成されると、どんな心理状態になるのか、それが目指しているゴールや目標、欲が何に使えるのかをイメージすることです。そうすると、欲は満足化されていきます。

 睡眠と自律神経の関係。自己実現のイメージは、レム睡眠状態で行なう。無意識という力の実体。ゴールを決めると、無意識領域から指令が下る。

 無意識の「無」は無限小の循環状態であり、無限小のデータの循環領域のことを「無意識」と言います。無限小に小さく圧縮されたデータが、常に流動的であり、螺旋回転をしながら空間中に漂っている状態が無意識だと考えてください。

 それが私たちの身体を包み、常に渦巻き状に動いている状態を、物理的には「無意識の領域」と言います。

 あらゆるすべてのデータが存在する世界(潜在世界)と、自分の固有データが共鳴している領域(無意識)を「創造的無意識」と言います。

「私のゴール設定は○○である、そして私の創造的無意識を認める」と頭にインプットし、そのまま行動していけば、必ず無意識領域がバックアップサポートをして、そこに導いてくれるはずです。私たちは情報によって生きています。

 脳中枢にはその情報を集積する部分があります。それを「上行性神網様体賦活系」と言い、通常はRAS情報と略されます。本来、脳は自分の知っていることしか体験をさせないようにします。コミュニケーションとは、意思の疎通・情報の適応化における整合性の伝達、及び確認です。