イスラム国のテロを“利用する”

メディア・知識人の大罪
「テロがあったから集団的自衛権の行使をやめよう」も、「テロがあったから憲法を改正しよう」も、この事件を政治利用しようとする点では同質なのだ。
「どんな汚い手を使ってでも国を守る」…良いも悪いもない、これが世界の現実なのだ。そして、日本にはそうした「汚い手」が決定的に欠けていた。

美しい国」の前に、まずは「汚くてもいいから世界を生き抜ける国」になる必要がある。いいかげん、メディアも綺麗ごとばかり語るのはやめたほうがいい。