風水とは?

 風水は環境学であり、運命論的な占いとは異なります。こうした風水に関する基礎知識から、風水に対してみなさんが疑問に思っている点をまとめてみました。

      風水は「風」と「水」の環境学

風水とは、読んで字のごとく「風」と「水」。中国の漢の時代から伝わる環境学です。風は気の流れやエネルギーの流れなど目に見えないものから、実際に体で感じる空気の流れのこと。水は空中に含まれる水分をはじめ、自然界全体の水のことを指します。風水の発祥は古代中国の漢の時代にさかのぼります。当時の漢は、厳しい気候と黄河の氾濫に悩まされていて、多くの死傷者を出してきました。

こうした厳しい環境の中で、いかに住まいを快適にするか、様々な観測データを元に家づくりのノウハウが確立してきました。こうして、長年のデータと知恵が集大成され、「風水」が確立されたのです。
風水って胡散臭いと思っていませんか?

風水と聞くと「占いみたい!」とか「なんとなく胡散臭い!」というイメージがみなさんにあるみたいです。しかし、風水の基礎を学べば学ぶほど、実は理にかなった学問だということがわかります。そもそも、私たちが生きていく上で、周囲の「環境」なしには生きていけません。そして、その生きていく「環境」は悪いよりも、良いほうがいいに決まってます。

つまり、環境が人生に影響を与えるのです。

もちろん、環境が全てではありませんが、少なからず環境は人生に影響を与えます。私たちは、その事実に目をそむけるわけにはいきません。そうした意味で、環境を考える「風水」は、私たちの人生を豊かにしてくれるものだと考えることができます。

☆紀元前3000年くらいの漢の時代の統計学
今1万年に1度のことが起こっている
ですから風水は何のあてにもならない