日本経済の未来は世界一明るい!?

終わり
増田 悦佐氏
フーチ 85%
  「利権は力で守る」がヨーロッパの発想
 中国の軍事費は異常な伸びと言われても、大部分は少数民族対策の国内治安用と考えられる。崩壊前のソ連と比較すると、まったくスケールが違う。崩壊寸前のソ連は、貧しい経済の中でも、軍事費だけは突出していて、アメリカとほぼ互角、落ちるときでもせいぜい1〜2割低い程度で持ちこたえていた。
まさしく、「パンツも穿けないようになっても軍事だけはがんばるぞ」と言っていた国だ。さすがに中国はそこまでのことはしていない。
 アメリカの場合には、さすがに傭兵そのものを派遣するのではなく、各国に軍事顧問団を派遣して、その国にアメリカの軍需産業が製造した兵器を送りこむといった形になる可能性が高い。

つまり、経済がうまくいかなくなり、自分たちが持っているものを最大限に活用しようとなったら、アメリカの場合は過去の研究開発の蓄積が突出している軍事技術だというわけだ。そうなると、軍事ビジネスが今まで以上に大きくなってしまう危険もある。

  郊外に逃げる富裕層、都市の残される貧困層

 アメリカ国内の火種として、貧富の格差拡大と人権の問題がからみ合って、各地の大都市とその周辺部で暴動が起きる危険性はさらに高まるだろう。

 アメリカ人の露骨なユダヤびいきとイスラム嫌い。奇蹟的に城壁を持たなかった日本の都市の優位性は高まる。デフレの頃の日本では実質所得が上がっていた。生産力が上がれば、デフレ基調になるのは当たり前。
 人口が1億人を割っても日本経済は衰退しない

 1億人という数字には何一つ根拠はない。日本が高度成長期に入った1950年代半ばは、8000万人とか9000万人程度の人口だった。それで発展してきた国が、なぜ1億人を割ると経済が衰退するというのか。
高齢者が長く働いても若年層の雇用機会は減らない

 現代日本では、これまでなら定年退職していた人たちがもっと長期間働くようになれば、労働人口の均衡化が図れるようになって、1億人を割っても労働力不足は充足されるのではないか。日本人の年齢プロファイルを見ると、平均寿命のすぐ周辺への密集度が高い。そして、寿命が来る直前まで健常で、あまり長患いをせず亡くなるという人が非常に多い。これは、日本が世界に誇る特長であって、日本人はほとんど仕事の効率を落とさずに高齢まで働ける人が多いことを意味する。

   賢い庶民はきっと政治の流れを変えるはず

 今は、国債大暴落で日銀が債務超過になるのは目前というような危ない運営を平然とやっている。安部政権が発足する前は、曲がりなりにも安定した経済が続いていたものが、どうも本格的にマイナス成長に転落しそうになっているのだ。このまま行けば、GDPもマイナス成長になることが予測される。

 アメリカは自社株買いで株価を維持している。今は日本国債が外国人に叩き売られる心配はない。





4時
pm2、5粒子の蔓延する空
星は一個も出ていないが
お月さまのみボッヤっと・・・
まさに今の世の中の象徴
アーオーウーエーイー