医者に出されても飲み続けては
いけない薬

 ふだん何気なく飲み続けている薬。メジャーなものだから安全だと思っていても、長年飲んでいると思わぬ副作用が起こることもある。医者に言われるままの安易な服用はやめて、薬の飲み方を見直そう。言いなりになっていたら、寿命が縮みます。

      日本一売れる薬の効果は?

 寿命が延びる証拠があるわけでもないのに、新しくて高い薬が次々と出て、医者も当たり前のようにその薬を処方する。このような患者無視の投薬があたりまえになってしまうのには、構造的な問題がある。

 現在、売れているARBが発売される前、高血圧の治療で主に使われていたのはACE阻害薬というタイプだった。しかし、ACE阻害薬の特許切れが近づき、大きな利益が得られなくなった製薬会社は、次のドル箱としてARBを開発し、それが「新しく、安全で、効果が高い薬である」という大キャンペーンを行った。その結果、医学界では、ARBが降圧剤治療のスタンダードとなったのだ。

 現在、日本で一番売れている薬。それがプラビックスだ。抗血栓薬で、血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞脳梗塞の再発予防に使われている。脳梗塞の予防効果は、実はきちんと確認されていません。血液サラサラというのが患者さんに受けているのでしょう。

☆だからIFテスト、フーチで確認!
Aさんに良くても、Bさんはダメ