胃・十二指腸憩室


 憩室とは、消化管の壁の一部が管腔の外側にポケットのように張り出したものです。胃・十二指腸にかぎらず食道や小腸、大腸など消化管の各部位にできます。どの部位の憩室も、ほとんど自覚症状がないため、健康診断などでみつかるのが大半です。合併症をおこさないかぎり、とくに治療の必要はありません。
 胃憩室 消化管憩室としては発生頻度が低く、七〇-九〇%が噴門部分にでき、大部分は無症状で、高齢者が大半です。
 十二指腸憩室 大腸につぐ発生頻度で、その多くは中高年者です。下行脚内側の乳頭周辺に多く発生し、大きさは一-五センチで一個、または複数個できます。胃憩室と同様に無症状なケースが大半です。
 大腸憩室も含め対応は
 大腸壁粘膜・胃壁粘膜・十二指腸壁粘膜にEG入れ
  各憩室を抜き
  それら全てからフリーラジカルブドウ球菌・IgE,G抗体
   ヘリコバクターピロリ・コクサッキーウイルス等を抜く

【胃神経症とは】
 とくに胃の病気がなにもないのに、さまざまな不定の腹部症状を訴えるものです。胃神経症状のポイントはつぎのように整理できます。.
?食欲不振、心窩部(みずおち)の痛み、げっぷ、吐きけ、嘔吐、上腹部膨満かん感など胃に関するさまざまな訴えがあります。このような症状にもかかわらず、諸検査によって胃にはとくに異常はみられません。??の訴えが長期にわたって続くのですが、そのわりには症状の悪化が少なく、全身の衰弱がみられません。?症状の背景に精神的なストレスがからんでいます。?痛みを訴える場合、日によってその部位がちがったりすることもよくあります。?空気嚥下症や、過敏性腸症候群などをともなうことが多くみられます。
対応 食道裂孔ヘルニアをチェックする。
  内臓神経節・太陽神経叢・副交感神経・B系神経にEG入れ、
  交感神経・青斑核のノルアドレナリンA系神経のEG抜く