血液の量を増やす

血圧とは、血液が血管の中を通るときの勢いのことでしたよね。ということは、血管を流れる血液の「量」自体が増えれば、血圧も高めることができます。血液の量を増やすためにも、以下の点に気をつけてみましょう!

・適量の塩分を摂る

塩分の過剰な摂取は健康によくないのですが、低血圧の人の場合は、塩分を控えすぎなくても大丈夫です。というのも塩分を摂取すると血液中のナトリウム濃度が上がるため、血液中のナトリウム濃度を薄めようとして血液中の水分量が増えるんです。

そのため、低血圧の人は少しだけ(3グラム程度)塩分を多めにとって血液量を増やしてみましょう。塩分を増やす目安としては、1日の食事において、1杯分のお味噌汁をプラスするようなイメージです。1日に水を1〜2リットル飲む。