脳を書き換えて「代謝アップ」「食欲鎮静」「夢実現」

 人類は誕生以来400万年、狩猟採集生活を続け、「食料が手に入らなければ、明日死ぬかもしれない」という危機感の中で生きてきました。そのため遺伝子に、「餓死したくない」という情報が強烈に書き込まれているのです。我々には「飢餓に対する恐怖感が刷り込まれているわけです。

 実は、「太っている自分」に「コンフォート・ゾーン」が設定されていた可能性があります。
 コンフォート・ゾーンとは、「自分が慣れ親しんだ、楽ちんなゾーン」という意味です。人間の脳にはもともと、安全確保のために、大きな変化を避けようと働く機能が備わっているのです。

 人は、脳で認識している世界の中を生きています。その人が五感や心で感じているすべてを「内部表現」といいますが、内部表現を書き換えると、物理的空間も、それに合わせて変わっていくのです。「自分はだいたいこんなもんだ」という限界は取っ払うのがコツです。