宇宙の存在に癒される生き方?

天野  仁氏
フーチ 95%
 宇宙の仕組みというものは、それ自体のことを知ることによって、そこに存在しているものすべてが、安心して生きられるようになっています。
 宇宙における私たちの存在の意味を、そしてまた生命のありようの実態を知ることによりまして、私たちはいま、「宇宙の存在によって癒される生き方」とは何であるかを知ることになるのです。

 宇宙そのものも、自分の生気体を持っています。星と星とのあいだの空間にも星間物質がありますから、生気体が存在しています。もちろん個々の天体にも、そしてその天体に存在しているどんなものにも生気体はあります。

 私たちの「生命」は、宇宙から来て宇宙に還るのです。私たちは、地上の生活のために「魂」を神にいただき、神にお返ししているのだとも表現できます。
 しかし、その「生命」・「魂」の実体は、私たちの「心」そのものでありますから、私たちは、宇宙のふところである神のみもとから、ときに地上に来たり、やがてはそこへ還るのだとも言えます。

 私たちの思念波が、ひとたび宇宙の生気体にとどきますと、私たちの心は臨時にして宇宙の心と一つになってしまいます。そうしますと、私たちの思念は、そのまま宇宙のすべてと同じことになります。宇宙のすみずみ、宇宙の始原のときの認識さえ可能かもしれません。

 私たちの「生き方」は、気の持ち方ひとつです。私たちは心の目を見開かなければ、地球上の無力な一個の生物にしかすぎないのですが、私たち自身の意識のあり方ひとつで、私たちの存在しのものが、宇宙の存在と化してしまうという物凄いことがあるわけです。
 そういう意味において言いますならば、私たちの魂は、つまり私たちの生命は、永遠に不滅であるということが言えます。

 私たちの生命や心が、気の持ち方ひとつで直接に宇宙の「大いなる存在」につながるということ、そういうことを自覚していなくても、共時性現象としての意味のある偶然の一致が、強い心からの希望と持続的な意志の持ち主にはたらくものだということを知る事は、私たちの生き方において、大いに希望が持てるということを教えているのです。

 私たちの生き方の本質のところ、すなわち魂・精神・意志・心という部分は、自覚の仕方次第で「宇宙の存在」にただちに一体化できるということ、さらに私たちの魂は永遠に不滅であるということを知る以上に、私たちを安心させることはないと思います。





無風の快晴 午後二時
雪景色も静かな語り掛け
寝釈迦も落ち着いた雪の笑顔
足音を発てて世界が向かう先は
今の政治経済の遥か彼方のパラダイス
AIとスパコンと神様の織り成す夢の世界
皆さん顔晴りましょう
アーオーウーエーイー