本物・・・・・
もう一つ、気になる言葉が「本物志向」です。
社会の成熟化に合わせ人々の生活レベルも向上し、「本物志向」が強くなるといわれていました。世界的に情報や商品が行きかうようになり、世界レベルでよい物が流通するようになりました。消費者は本物を求めるようになるというのです。しかし、実際に起きたことは……。
本物が分かっていただくまでに時間が掛かる。
「いつでも」「どこでも」より「今だけ」「ここだけ」
この数年、ビジネスのキーワードとして繰り返し登場してきたものが「ユビキタス」と「グローバリーゼーション」です。
ユビキタスはラテン語の「いたるところにある」という意味から生まれたIT(情報技術)業界の流行語。インターネット技術を使えば、時間や空間の束縛を解かれ、いつでもどこでも。